【旅行10】とれいゆつばさ・やまがたワーケーション新幹線 乗車記
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そして本題、今回は新幹線の観光列車、『とれいゆつばさ』で山形へ小旅行。
このとれいゆつばさは、来年3月で運行を終了するとの発表が既になされている。なので今回が最後の乗車になってしまう可能性が高い。
車両の老朽化とコロナでの乗客減によるものだと思うので仕方がないものの、以前に乗った時から気に入っていた列車だったので寂しさもある。
普段は福島〜山形〜新庄の山形新幹線区間のみを走行しているが、今日は特別に上野からの運転。
今回は『やまがたワーケーション新幹線』としての運行で、車内でモバイルルーターの貸し出しなど、テレワークのためのサービスをしていた。
今回のツアーは運行終了の発表直後に発売されたので、おそらく乗客の殆どが鉄道マニアだろうと思っていた。
しかし実際は、半分近くがスーツを着こなしたビジネスマン、サラリーマンらしき人達で、乗車中もパソコンでずっとテレビ会議や作業をしていた。
車内は向かい合わせの畳敷の座席と大きなテーブルが特徴。大きなテーブルがテレワークをする方々にはオフィスのように快適に感じられただろう。
一方自分は乗車してすぐ売店に向かい、日本酒を購入。真面目に仕事をしている周りのビジネスマン達とは対照的。
写真右のお弁当は配布されたもので、有名な米沢牛を使用した駅弁『牛肉どまんなか』の記念パッケージ。
とは言いつつも自分も大学生なので、モバイルルーターを借りて授業を見ることに。
新幹線のフリーWi-Fiを使うと、トンネルに入った時など接続が不安定になるが、モバイルルーターはそれに比べて安定していた。
そしてこの新幹線の最大の魅力は、走行中の車内で足湯を楽しめること。足湯は交代制で、今回は10分間足湯を楽しめる。
今回の運転では、足湯利用は事前に申し込むことができた。
しかし普段の運転だと、足湯は整理券制の早いもの勝ちで、運行終了が発表されてからはすぐに無くなってしまっているそう。
丁度、福島〜米沢の峠越えの区間だったため、足湯に浸かりながら雪景色を堪能できた。
列車が加速、減速したり、カーブに差し掛かったりしたところで浴槽内でお湯が右往左往するのが面白い。
自分は浴槽の端に座っていたので、大きな水位の変化を楽しむことができた。
ちなみにこの足湯はただのお湯で、特に温泉などではない。
日本酒を楽しみ、少し授業を聴いてから足湯に入り、そのあとお弁当を堪能していたらあっという間に山形駅に到着。
この列車の終点は新庄だが、自分は山形で下車。3時間弱のあっという間の乗車だった。
わずかに雪が見られたが、そこまで寒くはなかった。
元々は蔵王温泉にでも1泊して行こうかと思ったが、先々週から散々出かけているので今回はすぐに帰ることに。
山形駅に戻ると回送中のとれいゆつばさが停車していたので、一人でゆっくり撮影。
新幹線で足湯というかなり変わった体験をさせてくれる列車だったので、なくなってしまうのは本当に惜しい。
今年の旅行は今回で最後。
暇があれば、旅行以外のことや、過去の旅行についても書くかもしれないですが、とりあえず良いお年を。