旅行7 ドリームにちりん 乗車記

昨日は博多駅に到着後、天神のネットカフェで休憩。そして夜10時、博多駅に戻る。

 

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今回の旅行の目的は、JR九州トラベルデスク主催の、リバイバルドリームにちりんツアーへの参加。

今回は少し鉄道関連の内容多め。

 

特急ドリームにちりんとは、博多〜宮崎空港を結ぶ、普通の特急車両を用いた夜行特急列車である。

2011年に廃止されたが、今回は一夜限りの復活運転。

 

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使用車両の 783系もこれまた少し特徴のある車。

まず、これが国鉄が分割民営化されJRになってから一番最初に登場した新型車両であり、ハイパーサルーンという愛称がつけられている。

 

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そしてこの車の最大の特徴は、デッキ、扉が車両の真ん中にあること。

このメリットとしては、1両を2つの区画に分けることによって、指定席、自由席の量を柔軟に調整できること。

 

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今回は座席の少ないグリーン車を予約することができたので、広い座席でのんびりくつろげる。

22時50分、博多駅を出発。

このようなイベント列車はのんびり走ることが多いが、小倉まではたまに駅に停車する以外、かなりスピードを出していた。

小倉では列車の進行方向が変わる。

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ちなみに座席は運転席の真後ろ。

普段なら前の景色を楽しめるが、暗い時間帯を走るため、ブラインドが下げられてしまった。

大分到着前に少し眠ることができた。

 

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大分駅で約1時間の停車。

これは現役時代のダイヤでも同じような停車があったそうだ。

ここではファミリーマートから、軽食の販売があった。

ホームがめちゃくちゃ寒かったので、ファミチキを購入。

 

この後、臼杵駅を発車後、線路にシカが入ってきた。

ぶつかることはなかったものの、列車は警笛を鳴らしながら徐行運転。

シカ注意の標識もあり、珍しくはなかったようだ。

 

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出発後に申し込んだ記念グッズがここで渡された。

他にも色々面白そうなものがあったが、持っていた現金が足りなくてこれだけで我慢。

 

この後、2時間ちょっと睡眠を取って、起きると宮崎までははもう少し、高鍋駅に停車中だった。

この時点で空は少し明るくなってきていた。

 

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朝日に照らされながらラストスパート。

 

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明るくなってきたので、ブラインドも上がり、最後は前面展望を楽しむ。

 

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終点、南宮崎駅に到着。

深夜の日豊線を味わい、ある程度睡眠も取れて充実した乗車だった。

JR九州では最近、このような夜行列車を団体臨時列車として走らせているので、今後もどのような企画があるか楽しみ。

ますますJR九州が好きになった旅行だった。